15歳ミニチュアダックスフンド膵炎(すいえん)と診断 西洋医療に加えて鍼灸治療
15歳 ミニチュアダックスフンド メス
椎間板ヘルニアの手術後、術後ケアで定期的に鍼灸治療を行い5年になります。
先日より食欲や元気が無いとのことで診察させていただきました。
検査をしたところ膵炎(すいえん)であることがわかりました。
点滴や内服治療をして、徐々に食欲も戻りいつもの様子に戻っていきました。
内服は継続し、鍼灸治療に加えて定期的な血液検査やエコー検査もしていく予定です。
膵炎とは、膵臓の炎症で、腹痛、嘔吐、下痢、食欲不振などの消化器に出る症状です。
重症化すると多臓器不全になることも多く、致命的な状況になることもあります。
シュナウザーやアメリカン・コッカー・スパニエルなど特に膵炎になりやすい犬種もいます。
一般的には、肥満や暴食、高脂肪食、内分泌疾患、腎臓病などになっている犬はかかりやすい傾向です。
血液検査やレントゲン、エコーで診断を行います。
飼い主さんとしては、年齢もあり辛い検査や治療はしたくなく、家で出来る治療で穏やかに過ごすことができることがご意向です。
今回は、早期ということもあり食欲も戻り一安心。継続して治療を行います。
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