21歳 MIXの猫ちゃん便秘浣腸治療 猫の便秘の原因と予防法など
慢性腎機能不全で継続診察中の21歳 MIXの猫ちゃんです。
最近便秘気味で、同時に食欲が落ちてきたとのことで、ちょうど定期健診レントゲンを撮ると、便の貯留が多くみられました。
便の硬さ量を触診して、浣腸を行います。
30分後、大量に便が出て無事にすっきりできました。
浣腸は水量や薬剤の量を気を付けないと、脱水を引き起こしたり腸に負担をかけてします。
体力と脱水状況をみて慎重に行います。
場合によって脱水が多くみられる場合、点滴をすることもあります。
ひとまず元気になり飼い主さんもほっとされ、猫ちゃんも安心している様子です。
便秘の原因は、水分不足や運動不足やストレスなど、それに飲んでる薬の影響や腸の機能低下などが考えられます。
一般的に毛玉が原因のこともあるので、よくブラッシングしてあげることも予防策としてあげられます。
水分量の多い食事や、おやつをスープ状に切り替えるたり、飲み水を肉のゆで汁にする方法もあります。
最近では可溶性繊維入りフードが市販されています。
日々のケアで便秘を防ぐこともできる場合もありますので、意識して対応すると良いかと思います。
また、明らかに便秘になってしまった場合は、早めに獣医の診察をおすすめします。
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ベル動物病院 は東洋医学を中心とした治療をする往診動物病院です。
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