6歳ミニチュアダックスフンド 皮膚糸状菌症 皮膚の薄皮がむけるなどの症状
6歳ミニチュアダックスフンド
皮膚がカサカサする、痒みがある。皮膚の薄皮がむけるなどの症状です。
検査の結果、皮膚糸状菌症と診断しました。抗真菌薬の内服を処方しました。
無事に真菌が陰性になりました。
状態は良くなってきていますが、皮膚が乾燥してカサカサするので、保湿ローションと薬浴を行っています。
毛が薄くなってしまっているので、漢方を処方。
その後、だいぶ毛も生えてきて経過が順調です。
しばらく保湿ローションと、漢方は続けています。
痒みも無くなってきました。
飼い主さんは、新しい毛も生えてきて良かったとおっしゃっていました。
皮膚糸状菌症は、真菌が感染し増殖することで、様々な症状を引き起こす皮膚病です。免疫力が下がって皮膚のバリア機能が低下した際に感染発症します。
また、
皮膚糸状菌症に感染している動物との接触で感染することもあります。
皮膚糸状菌は、日常の環境下にある菌です。
免疫力が弱い仔犬や仔猫、シニアや病気などで免疫力が低下している犬猫が発症しやすいとされています。
予防法としては、適度なシャンプーで皮膚を清潔にしておくことや、身の回りのものを熱湯消毒や洗濯をするなどですが、免疫力が低下したりストレスが多くかかる環境にいることも良くありません。
特に、感染した犬のそばにいた可能性がある場合は早めの検診をおすすめします。
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ベル動物病院 は東洋医学を中心とした治療をする往診動物病院です。
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