往診に伺っているホワイトゴールデンが18歳と1か月と1日で旅たちました

先日、往診に伺っているホワイトゴールデンが18歳と1か月と1日で旅たちました。

3年前に脳梗塞で寝たきりになったときは、飼い主さんもどんな介護が待っているのか不安に思われていましたが、車いすにトライしたり、バギーに乗せたりして、前向きにとらえて充実した介護生活を送られていました。

生まれつき心臓が悪く、常に心臓の薬を飲み続けていました。
麻酔も使えず避妊手術もできなかったのですが、生殖器の病気にもならず、全うできました。

飼い主さんは、お散歩に行くと、沢山の人に声をかけていただけて、また四季を一緒に楽しめた介護は、楽しく充実したものだったとおっしゃっていました。

心臓の病気を持ちながら大型犬が18歳まで生きることは並大抵ではありません。
たくさんの愛情を注がれ、正に家族同様に過ごされていました。

どうしてもいつか愛犬や愛猫を看取るときが来ます。
後悔の無いようにしたいですし、いつかその時がくると覚悟しないといけないのが現実です。
病気になったときに、しっかりと病気を理解して獣医と協力して病気を治すのはもちろんですが、将来看取るときに何ができるか、どうしてあげたいのか、改めて考えておくことも大切です。

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