16歳の英国ゴールデンレトリバー突然動けなくなってしまった 犬用のクルマ椅子(歩行器)をレンタルすることに

英国ゴールデンレトリバー 16歳
往診に伺っている患者さんのお散歩友達で、往診できる獣医を探していたそうでご紹介いただきました。

今年の、3月から往診に伺っています。

去年の年末より転ぶようになり、気にしていたそうですが、今年の1月突然動けなくなってしまったそうです。
動物病院で、脳梗塞の疑いと診断を受け、麻酔をして検査をすることになると言われたそうですが、先天性心疾患の持病を持っていることや年齢も考え、詳しくは検査を希望されませんでした。

そのようなことがあり在宅でのケアを兼ねて往診依頼がありました。
左前肢、左後肢に麻痺が確認できましたが、完全な麻痺はしていません。

キセノン光治療で、痛みの軽減や血流を良くする治療を進めています。
筋肉維持と、循環を良くしていきます。
そのままにしていると、筋力も落ち肢の血の巡りが徐々に滞ってしまいます。

だいぶ良くなってきたので、リハビリを兼ねて犬用のクルマ椅子(歩行器)をレンタルすることに、6月からお試しを兼ねて始めてみました。

飼い主さんは最初、本人にとってしんどいだけで、楽しめないじゃないかと心配していたそうですが、初めて乗ったとき嬉しそうに歩こうとしてくれ、飼い主さんと思わず涙してしまいました。

10日くらい使い、徐々に慣れてきて歩く距離が長くなってきたので、購入を決められました。

さっそく計測しオーダーをします。
1か月以内には出来上がります。

飼い主さんは、車いすでお散歩デビューする日を楽しみにされています。

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