15歳プードル 変形性脊椎症で段差の昇り降りをしたがらない、段差でふらつくなどの症状で 鍼灸治療を行っています

施設診療(横浜ワンコット)での診療です。
足腰が弱く、背中も痛い、散歩に行っても走らないでゆっくり歩く、段差の昇り降りをしたがらない、段差でふらつくなどの症状があり、鍼灸を試してみたいとご相談がありました。

背中が張っていて、アーチ状になっていました。
変形性脊椎症の症状は様々ですが、初期では無症状のことが多いです。症状が進行するにつれて、散歩に行きたがらなくなったり、運動を嫌がったり、歩行異常がみられるなど、飼い主さんが生活の変化に気づくようになります。痛みを感じるようになると、触られることを嫌がるようになることもあります。一般的には消炎鎮痛剤や、このわんちゃんの場合は肥満ではありませんが、体重管理や減量をしたり、運動制限やリハビリ、外科手術を行なうこともあります。

鍼灸を始めた頃は、飼い主さんが横にいても不安そうでしたが、今は飼い主さんがご不在でも、リラックスして寝てしまう時もあり、気持ちよさそうです。

飼い主さんから見て、鍼灸した後は調子がよさそう、スムーズに歩けるようになった、背中も張った感じがしない、ほぐれた感じだとおっしゃっています。

現在は2年くらい続けていて、1か月に1回程度です。
引き続き継続していきます。

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