13歳の大型犬、口腔内メラノーマで往診治療依頼 キセノン光治療、オゾン治療ホモトキシコロジーの治療

13歳、シェパードとロットワイラーのMIX 犬 未去勢オス

2022年12月肺がんで転移もあり、余命半年と宣告。
抗がん剤治療は希望せず、漢方や薬膳の治療を中心に、経過観察。

今年の3月に、口の中にできものができて、1ヵ月でみるみる大きくなり、4月の終わりに切除手術。
顎の骨まで浸潤していましたが、可能な限り切除しました。

結果、5月の終わりには、腫瘍が元の大きさに戻ってしまいました。

飼い主さんは2度目の切除手術はしないと決めましたが、腫瘍は徐々に大きくなり自壊して、口臭もよだれもひどくなり、何とかしてあげたいという気持ちで当院のブログにたどり着ついたそうです。

当院のブログでメラノーラの治療をしていた記事を見て、同じような治療ができないかと相談がありました。

往診に伺って、口の中の消毒と薬(軟膏)など自壊をおさえる治療を開始しました。
併せて、お家でのケアの仕方の指導も行いました。

キセノン光治療、オゾン注腸治療と、口腔内メラノーマの腫瘍の成長や転移を抑制すると言われる薬剤の治療も開始しました。

キセノン光治療をすると、2~3日は元気で調子が良く、夜はぐっすり寝れているそうです。
週に1~2回のペースで行っています。
続けて、ホモトキシコロジーの治療も行い解毒機能の促進治療行っています。

腫瘍の増大スピードが低下しており、最近では腫瘍の表面が乾燥してぽろぽろと落ちてきているそうで、経過は良好です。

飼い主さんも、とても熱心で、良いと思うことは率先して自宅で試されています。
いつも明るくわんちゃんに声をかけて、前向きに取り組んでいらっしゃいます。

引き続き治療を続けていきます。

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