19歳柴犬メス、足腰が弱ってきたので筋肉の保持と、認知症の対処法やケアについて知りたいと依頼がありました

19歳柴犬メス、往診に伺っています。
 
今年の春4月に足腰が弱ってきたので、筋肉の保持と認知症の対処法やケアについて知りたいと依頼がありました。
ホームページをみてのお問合せです。

いろいろとご相談して、弱ってきた足腰にはキセノン光治療を、認知症対策にはサプリメントを処方しています。

高齢で足腰が弱くなっても寝たきりにならず、飼い主さんが工夫して暮らしやすいようにされています。
旋回運動対策には、うまくお腹を支えて、ちゃんと捻じれないよう工夫されていました。

認知症の診断について
症状を飼い主さんに伺うのと、獣医が行動を観察して、客観的に点数化して認知症を診断します。
認知症と診断された場合、進行を遅らせてQOLの高い環境を整えることが目的となってきます。

最近の国内の調査では、わんちゃんの6歳以上で年齢とともに兆候がみ られ、13歳で 70%以上のわんちゃんが何らかの症状があると飼い主さんが回答しています。
早期に発見し、対処することで、適切な治療を行って健康寿命を延ばすことが可能です。

昼夜逆転や夜泣きをする犬は、昼間寝ないよう起こして刺激を与えて体内時計を整えることが一番です。安全で適度な運動も効果的です。
また、薬やサプリメント、漢方薬などを使って正しい時間の睡眠に促すこともできます。
認知症関連の薬やサプリメントは種類も多くでているので、うちのこにあった物を選び症状を緩和して、飼い主さんもストレスを貯めないようにすることがポイントです。

家庭環境にあった認知症の指導も行っております。
飼い主さんの生活スタイルにあった方法を模索していきます。

お問合せ

ベル動物病院 は東洋医学を中心とした治療をする往診動物病院です。
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