環椎軸椎亜脱臼 後肢の筋力が低下し後肢の運動が難しくなってきた 鍼灸治療 トイ・プードル<11歳>

施設診療(横浜ワンコット)での診療です。
トイ・プードル11歳オスWANCOTTで水中トレッドミルを行った後、鍼灸治療を続けて、もうすぐ1年半になります。
5歳の時に環椎軸椎亜脱臼を起こしました。

昨年、変形性関節症(脊椎症)と診断され、後肢の筋力が低下し後肢の運動が難しくなってきたとのことで、鍼灸治療を開始しました。
治療開始の時期は、緊張してそわそわしていましたが、次第に慣れてきて今では伏せをしてリラックスして治療を受けています。

飼い主さんもとても熱心で、お家での日々のケアやマッサージも積極的にしてくださっています。

変形性関節症の症状は様々です。
症状に気づかないケースもあります。
症状が進行するにつれて、運動や散歩を嫌がったり、肢を引きずるなどの歩行異常が見られたりします。
痛みを伴うようになると、触られるのを嫌がったり、攻撃的な行動が見られることもあります。
診断は、問診・触診・レントゲン検査などにより行われますが、以下のようなサイン(慢性の痛み)が見られたら、かかりつけ医にご相談されると良いでしょう。

・あまり走りたがらなくなった。
・ゆっくり歩くようになった。
・おもちゃで遊んでいたのに、遊ばなくなった。
・飛び上がったり、飛び降りたりしなくなった。
・階段などの段差の昇降を嫌がるようになった。
・散歩に行きたがらなくなった。
・寝ている時間が長くなった。
・歩行に異常がみられる。
・肢の先や関節を舐めたり噛んだりする。
・立ち上がるのが辛そうに見える。
・元気がなくなったように見える。
など

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